「目を引くメッセージ」を考えるより…大切にしたいこと

 

「どんな言葉を書けば、お客さんの目を引くんだろうか?」

手書きPOPをつくっていると、一度は考える視点だと思うんです。

 

ただ、今からの時代、もっと大切にしたい考え方があって。

それは、

「どれだけ親しみを感じられるか?」

親近感を感じてもらえるメッセージをつくることが、1つのカギになってきます。

目を引こうとすると生まれる2つのデメリット

強烈な、お客さんの目を引きそうなコトバを探す。

秀逸なキャッチコピーでお客さんを振り向かせる。

すごく理解できる考えです。

僕自身も新商品を売るときに、この視点でセールスレターをつくったこともあります。

 

ただ一方で、多くのお店や会社が上記のような方法で情報発信をしている現在。

この従来のやり方だと、デメリットが出てきます。

パッと思いつくだけでも、少なくとも2つ。

 

1つ目は、「他社と同じになりやすい」。

どこのお店や会社も情報発信するのが当たり前の今、メッセージが均一化。

似たものになりやすい。

当然、他社と同じメッセージで発信していても、お客さんには喜ばれませんよね。

読まれず、埋もれてしまう。

そんな恐れがあります。

 

もう1つの理由は、「信頼されにくい」。

目を引く言葉はなんだろう?

この視点で考えられたメッセージは、どうしても造られた感が漂う。

悪い言い方をすれば、胡散くさい表現になりやすい。

読むお客さんからすれば、信頼できないメッセージになってしまう。

結局は、目に留まらない情報になってしまうのです。

手書きPOPで大切にしたいこと

手書きPOPをつくるときに、心に留めておきたい1つの考え方として、

【言文一致】、

こんなのがあります。

日常に用いられる話し言葉に近い口語体を用いて文章を書くこと。

もしくはその結果、口語体で書かれた文章のことを指す。口語体で書かれた文章を口語文という。

Wikipediaより

 

要は、「話し言葉」=「書き言葉」を同じにする、ということです。

 

実はこれ、手書きPOPでもすっごく重要な考え方で。

POPに書くメッセージも、普段あなたがお客さんに話している言葉(内容)。

それをそのまま書く。

この考え方がすっごく大切になってくるのです。

 

例えば、こちらの2枚の手書きPOPを見ていただけますでしょうか。

ある農業学校で手書きPOPの講習会をしたときに書いてもらったモノです。

新規就農を目指し、有機農業を学ばれる生徒さんが書かれました。

 

まずこちらは、講習会始まってスグに書かれたモノ。

 

何にも知らない真っ新な状態で書かれた手書きPOP

何にも知らない真っ新な状態で書かれた手書きPOP

 

参加者さん自身が育てられる人参について書かれました。

「嶺北」というのは、人参を育てる畑のある地名です。

 

っで、次が、講習会最後に書かれた手書きPOPです。

 

2015070601

講習会の最後に書かれた手書きPOP

 

・・・いかがでしょうか?

同じ人参について、同じ方が書かれたPOPです。

受け取る印象、何か違いますか?

普段話す言葉で手書きPOPも書いてみる

文章にして書くというと、どうしてもカシコマッテしまう。

そういう方が多いと思うんだけど。

普段のまんま。

いつも接客している時につかっている、

  • コトバ
  • 内容

をそのまま、手書きPOPのメッセージに落とし込む。

これができると、冒頭で話したような

  • 「他社と同じになりやすい」
  • 「信頼されにくい」

これらの問題をクリアしやすくなってきます。

 

ご紹介した2枚の手書きPOP。

1枚目は、どちらかというと、、、どこかで見たことあるようなフレーズ。

他の(人参をつくる)生産者さんなら、書けるかもしれない。

メッセージになっている感じがしませんか?

 

しかし、2枚目になると、その課題は払しょくされています。

この生産者さんにしか書けない内容になっている。

しかも、書かれていることに疑いの余地なんてない。

信頼できるし、親しみの感じるメッセージになっているんじゃないでしょうか。

 

今からの時代、

「どんな言葉を書けば、お客さんの目を引くんだろうか?」

という考え方も大事だけれど、

「どれだけ親しみを感じてもらえるか?」

「親近感を感じてもらえるメッセージになっているか」

この視点が、手書きPOPをつくる上でも1つのカギになってきます。

 

 

 

gokui2

なぜ、あのPOPは売れて、私のは売れないの?

手書きPOP7つの極意

せっかく手書きPOPを書いているのに、
お客さまに読まれず、商品が売れない、、、

お悩みではないですか?

この【手書きPOP7つの極意】では、
手書きPOPで成果を上げる

  • ・正しい方法
  • ・間違った方法

を詳しく学べます。

「どんなPOPが売れて、どんなPOPが売れないのか?」
その違いを実感。
明日からあなたも売れるPOPを書けるようになるでしょう。

ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。