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手書きPOPのミソ

販促物をつくるとき、すごく大切なこと。

その1つが、「何かを伝えたい」

この気持ちがあるか、ないか?

大きなミソになってきます。

さてさて、僕は手書き販促物の重要性について、仕事柄よくお伝えしています。
その時に、つくづく感じるんですよね。
それは、「伝えたい!」っていう気持ちがすごく大事ってこと。
「売りたい!」という気持ちから情報を発信するんじゃなくて、「伝えたい!」っていう気持ちから発信されたモノの方が読み手に響きやすい。
そう、つくづく思うんです。

今から10年くらい前、僕は大阪の小売店で働いてました。
売場面積30坪くらいのほんと小さなお店でした。
お店のウリだったのは、生産者さんから直接送ってもらった野菜や果物。
いわゆる産直の青果物だったんですね。

…毎日、生産者さんと電話で話してました。
電話で注文のやりとりをしてたんですね。
色んな話をしてました。
「最近、こっちも寒くなってきてねぇ、、、」
なんて言いながら、野菜や果物以外の話もしてたんです。

っで、毎日、そんな日々を過ごしていると、ある感情が生まれ出した。
生産者さんに対して、思い入れが湧き出したんです。
「あぁ、この人って、ほんと好い人なんだろうなぁ。」
みたいな仕事とは全然関係ない感情が。

商品がどうの…とかっていうのもあるんだけど、人と人としての思い入れみたいのがデキてきて。
「ほんと頑張ってお野菜を作られているよなぁ。
 なんか、この人のことお客さんにも知って欲しいなぁ」
とかっていう感情が湧いてくる。

そうすると、お客さんへ紹介したくなってきたんです。
「こんな素敵な人柄の人が、このお野菜を作ってくれているんですよ。
めっちゃくちゃ、この人、好い人なんですよ。」
みたいなことを。
そして、段ボールの切れ端に書いて売場におくようになりました。
野菜が送られてきた段ボールの端を切っては、生産者さんのことを書いて。
みたいな。

すると、お客さんも喜ぶんですよね。
売場の前に立ち止まって、読んでいる。
そんな反応が出だすんです。
またの機会に詳しくお伝えしますけど、人間って、モノやサービスよりも人に共感する生き物ですからね。
野菜の話よりも、生産者さんの話に興味を抱くわけなんです。
生産者さんに思い入れを持ち出す。
そして、妙なファン意識みたいなのが働くんでしょうね、
お客さんがお気に入りの生産者さんを持ったりしだすんです。
っで、その人の野菜ばかり買うようになるお客さんが増えだした。
一生懸命、段ボールの切れ端を顔覗き込んで読みながら、買ってくれてました。

これが、僕が手書きPOPを始めたキッカケです。
生産者さんのことを何とかして知って欲しい。
野菜のこともそうだけど、それよりもこんなに素敵な生産者さんを紹介したい。
そんな気持ちから手書き販促物は生まれて行ったんです。
まさに、「売りたい」よりも、「伝えたい」からスタートした販促物でした。

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ABOUT US
臼井 浩二POPコミュニケーション合同会社 代表
社員2名、売場面積30坪の小さなお店で年商1億3千万円を達成。パートを募集すれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。一風変わったお店での経験をもとに現在はPOP広告を活用し、モチベーションと数字を高める現場マネージャーとして販促・人材育成の支援。サポート実績は200社以上、上場企業でのセミナーや社員研修など累計受講者数は3千名を超える。近著「選ばれるお店」。信念は「売れる体験を通して、仕事にさらなる情熱と愛着を」 。