こだわりの伝え方~「自慢」や「売り込み」にならないために

 

販促物の目的って、何なのかな?

って、考えてみると、、、

 

「あなたが何か伝えたいこと」

 

・・・商品についてなのか、・・・提供するサービスへのこだわりなのか。

人によっては違うと思うんだけど、

そこをきちんとお客さんに届けるためのモノ。

それが販促物だと思うんです。 

 

っで、この本質をしっかり意識しておくと、つくる販促物がグッと具体的になってくる。

 

 

昨日、あるクリーニング店の店主さんと話をしていて。

ふと、あることに気がついたんですね。

 

その場にいた3人(もうお一人同席されていた)が、

「うん、たしかに、そうだよね」

って、頷いたことがあったんです。

 

以前にみんなでつくったニュースレターを見ながらね、

 

「ココに書いてある内容って、、、、直接お客さんに話したりすると

 結構しんどい内容だったりするよね!?

 

 ・・・既存のお客さんだったらいいけど、初めて会った人にいきなりコレ話したら

 かなりイヤがられるよね(笑)

 紙に書かれてるからいいけれど、いきなり面と向かって話されたら

 かなり鬱陶しがられるよね?」

 

なんて、みんなで笑いながら話したコトがあったんです。

 

ほんと、その通りでね。

あらためてニュースレターを見ながら、そう思った。

初めて会ったばかりの人にこの話をし出したら、結構イヤがられるだろうな、って。

 

 

・・・例えばね、以前に作られたこちらのレター。

 

 

20140703

店主さんの人柄がたっぷり伝わってくる「若大将通信」

 

 

どんなことを書かれているか?っていうとね。

 

「どうして今のクリーニングのお仕事をされるようになったのか?」とか、

・・・お祖父さんの後、お店を継がれたんだけど、

「その後どうやって今のところまでやって来られたのか?」

とか色々、普段お聞きできないような人間物語が書かれているんですよ。

 

読ましてもらうと、ほんと面白い。

本音トークから人柄が伝わって来て、この若大将にかなり共感するんです。

 

あとはね、こんな事も書かれたりしているんです。

 

 

2014070301

「あぁ、そうなんだぁ」っていうクリーニング豆知識が満載

 

 

僕ら素人じゃあ、あんまり知らないクリーニングの豆知識も書かれている。

いわゆる、若大将のこだわりの部分です。

 

・・・でね、例えばね、若大将のこだわりの1つに、

「お客さんからいただく要望一つひとつに可能な限り応える」っていうのがあるんですね。

 

以前、実際にあるお客さんからいただいたリクエストなんですけどね。

男性のスーツの上着。

3つボタンが付いてても、1番上は留めないことって多いじゃないですか。

なんで、

「3つの1番上のボタンから襟を立たせて欲しいんだけど、それってデキますか?」

っていう要望がお客さんからあったらしいんですね。

 

っで、若大将は応えられた。

お客さんは、もちろん喜ばれたんだけど、若大将も嬉しかったらしく。

 

というのもね、お客さんから要望をいただけることが、仕事をする悦びらしく。

なにか自分(お店)の存在意義を感じるらしいんです。

 

 

これってね、ある意味ウリの部分。

 

若大将のお店が、「そこまでこだわって、丁寧に対応させてもらってますよ」

っていう、セールスポイントです。

 

だけど、そこをストレートに、

「うちはすべて手仕上でこだわっているんです!

 お客さんからの要望一つひとつに応えます!」

なんて、お客さんに伝えると、、、

 

イマイチ伝わりにくいし、ちょっと何言ってるの、、、?感もあるわけで。

 

・・・だって、いきなり初めて会ったクリーニング屋さんに、

 「うちはこんなにこだわってるんですよー。すべて手仕上でやってますんでね。

 見てください!」

 なんて言われたら、ちょっと辟易しません?

 

「うわっ、売り込んできてる!やめてー」

とか思わないですか?

 

「僕は、こんな思いを持って毎日クリーニングを洗っているんです。

 こんな苦労もしてきたんです」

 

みたいなことを初めて会った人からアツく語られたら、、、

ちょっと、しんどくなりません??

 

僕だったら、話を早々に切り上げようとすると思う。

っで、その人とは会うのを避けようとするはず(笑)

 

 

・・・そんな時にね、紙に書いて渡される。

 

お店のこだわりも、サービスのこだわりも、その紙を読めば分かる。

手書きでも書かれてて、決して事務的に作られた感がない。

書いた人の思いが伝わってくる。

 

そんな手紙を渡されたら、、、どんな気持ちになるんでしょう?

  

僕はね、ずいぶんと違ってくると思うんですよね。

お客さんの気持ちとしてね。

 

 

直接、面と向かって話すのと、紙を通じて伝える。

ここには、大きな大きな差が生まれます。

 

「・・・単なる売り込みと思われるのか?」

それとも、

「・・・こんなにこだわってやられているのね」

 

大きな大きな分かれ道になる、1つの分岐点になってきます。

 

こだわりを伝えるのって、すごく大事です。

でも、伝え方はもっと重要です。

 その伝え方次第で、折角のこだわりも単なる自慢や売り込みになってしまうから。

 

「面と向かって人と話すのが苦手、、、」

「アツい何かの思いを持って仕事に向かっている、、、」

「お客さんとコミュニケーションをとりたいけど、どうしたら良いのか分からない、、、」

そんな方の場合は、尚更ね。

 販促物を使って、伝えていった方がいい。

 

特に、書いた人の人柄や存在感が伝わる手書きも入れながらね。

 

手書きPOPの書き方極意

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ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。