知らないと損する、小さなお店の手書きチラシ活用術

手書きチラシ…と聞いて
「今さら古いんじゃない?」
と思いますか?

ブログ、フェイスブック、Youtube、
ネット集客が全盛の今、手書きのチラシなんて…

と思っていたら、それは大きな勘違いです。

ネットが当たり前の今でも、
特に『地域ビジネス』では
アナログ的手法はまだまだ有効です。

というか、小規模店であれば
ネットよりアナログ販促が威力を
発揮する場合も多いです。

美容院の会員さんの事例です

手書きチラシで新規客を獲得する
会員さんがいらっしゃいます。

5年来のお付き合いになる美容院さんです。

男性のオーナーさんお一人でお店を
回される小規模店です。

これまで、折込みチラシやポスティング
様々な取り組みを仕掛けて来ました。

しかし、なかなか結果に直結しませんでした。

しかしこの夏、8月から突然
新規のお客さまの来店に繋がり出しました。

実はこちらの会員さん、
十数年前までは、繁盛店でした。

折込みチラシを撒けば、

対応できない位のお客さまが殺到。

しかし、一人でお店を回されていたため
全てのお客さまに丁寧なサービスを
提供できない状態に陥りました。

当時のご様子を振り返りながら
オーナーさんいわく、

いや、あの当時は勘違いしていました。僕の怠慢でした。
お客さまをもっと大切にしなきゃ
いけなかったと反省しています。

とおっしゃっています。

この春6月辺りから手書きチラシを
使ってポスティングにも
取り組まれています。

しかし結果が出ませんでした。

6月、7月とポスティングを実施。

各月約1,000枚ずつチラシを
配布したのですが、反応はゼロに等しい
状況でした。

お問合せも含め、2名のお客さまから
電話が鳴るだけでした。

今でも憶えているのですが、
梅雨時期の6月頃だったと思います。

日曜日、家族でスーパーへ
買い物に行っていると、
携帯が鳴ったんです。

とってみると、美容院のオーナーさんからでした。

臼井さん、チラシを撒いていますが、
反応がまだありません。
撒く地域を換えた方が良いでしょうか…

  • 配布地域…
  • 配布回数…
  • チラシ紙面の改善…

など試行錯誤を繰り返したのですが
なかなか結果がでませんでした。

正直、音を上げられるのでは…

と思いました。

ポスティングをご経験された方なら
お解りだと思うのですが、
オーナーさん自体がポスティングに
引け目を感じていらっしゃったんです。

だから配布枚数が少なめでした。

「とはいえ、これだけ取り組んで
結果が出ないと、しんどいよな」

「継続できないよな」

と正直、ポスティング自体を
諦められるんじゃないか、と思い始めていました。

すると、突然8月になって

新規のお客さまから予約が入り出しました

ポツポツと結果が出だしたのです。

新規のお客さまから予約の電話が
鳴り始めました。

8月は、1,000枚のチラシを撒いて
6名の新規のお客さま。

9月は200枚配布した時点で
4名のお客さまの約に繋がっています。

そのご報告をお聴きしたとき
正直、私自身も小躍りして
オーナーさんと喜びました。

「ホッとした」

というのも正直なところでした。

 

手書きチラシの違いを知る

手書きチラシのノウハウ的な話を
少しすると。

手書きチラシには、2つのタイプがあります。

  1. 折込みチラシ
  2. 自家配布チラシ

大きく言うと、この2つです。

簡単にそれぞれを説明すると、
1の折込みチラシというのは、
文字通り、新聞折込みするためのチラシです。

2の自家配布チラシとは、
今回の美容院のオーナーさんのように
ご自身で配布されるチラシです。

ポスティングもそうですし
後は、お店に来店されたお客さまに
お渡しする場合もそうです。

この1.と2.の

一番の『違い』は何か?

それは、配布回数です。

折込みチラシは、経費がかかります。

私がご縁を頂く機会の多い
小規模店さんが1年で何度も実施する、
というのは現実的にきついです。

助成金を利用して年に2~3回配布。

これが現実です。

しかも、チラシを配布する地域は
同じではなく、地域を換えてです。

一方、自家配布チラシは、
労力と時間が必要ですが、
何度でも配布が可能です。

しかも、同じお客さまに対して
何度ででもアプローチする事ができます。

ここが折込みチラシとの最大の違いであり
自家配布チラシの最大のメリットでもあります。

アプローチ回数が変われば、内容も変わる

今回の美容院の会員さんもそうでしたが
チラシ紙面の内容を
何度か変更しています。

反応が出ないから変える、
という理由もありますし、

あとは同じ方に同じ内容を
何度も読んでもらうのは、
ある意味、嫌がらせに近いです。

ですので、楽しく読んでもらうために
内容にバリエーションを増やします。

結果、一度目で反応して下さらなかった
お客さまが二度目にお電話を下さる。

来店をして下さる可能性が生まれます。

何度も紙面内容を
『コストゼロ』で変更できる。

これは手書きチラシのメリットの1つ
でもあります。

ギャンブルです

折込みチラシを撒いて成果を狙う。

一度に大量の見込み客さんに
アプローチできるので
便利な手法ではあります。

しかし、言い方を変えると
『ギャンブル』でもあります。

この紙面内容で良いのか分からないまま
一気に何万枚ものチラシを撒く。

…当たるか?…外れるか?

賭けに近いです。

チラシを3万枚撒いて、反応がゼロ。
なんて話は、今では当たり前のように
耳にします。

一瞬で数万円の経費がパーです。

であれば、まずは
自家配布チラシを試す。

ご自身で手書きチラシをつくって
ご自身で配布してみる。

お客さまの反応を見ながら、
紙面を検討する。

ある一定の反響が出ると解ってから
折込みで大量にチラシを配布する、
大いに有りなやり方です。

『チラシ=折り込み』

盲目的に反応しない事です。

特に小規模店であればある程
自家配布チラシから取り組む事を
お勧めしたいです。

手書きPOPの書き方極意

ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。正社員2名、売場面積30坪の小さな産直店で年商1億3千万円を達成。自身の現場経験をもとにPOPセミナーや小さなお店の販促コンサルティングなどを行い累計受講者は1,000名以上。その他、大学にて『POPコミュニケーション』の講義も持つ。