設置場所でPOPの反響は変わるのか?

「POPの設置場所で反響は変わるのか?」

こんな疑問…
持たれた事はありますか?

以下はメルマガ読者の方から
いただいた質問です。

現物のないサービス業(理容業)です。

モノとと同じ発想でいいとは理解してますが
見てもらえるエリアというか場所が
限られます。

どこにポイントを置くのか、
どうも決まらない感じです。

さて、POPの設置場所次第で
反響は変わると思いますか?

それとも

「置き場所なんてどこでも同じよ」

どう思われますか?

ある調剤薬局店の実例

POPの置き場所次第で
お客さまの反響は変わる。

そして比例して売上も伸びる。

個人的には、そう感じています。

逆に言えば、優れたメッセージが書かれた
POPでも置き場所が悪いと、

見向きもされない。

結果が出にくい。

売れにくい。

と思っています。

そんな見解になったのには
ある体験があります。

それを今からあなたにシェアします。

今から話すのはご縁を頂く
ある会員さんの話です。

ある調剤薬局店さんで起こった実例です。

「商品がなかなか売れない…」

少し余談ですが、
今、調剤薬局の業界も厳しくなっています。

様々な法の改正もあり
競争が激化しています。

その為、手書きPOPを活用する
調剤薬局店さんも激増している印象があります。

ご縁も頂く会員さんのお店もそうで。

「わざわざ来てもらえる」薬局を目指し
他店とは違う特徴を出そうと、
健康食品系の物販にも注力されていました。

しかし、ご存知のとおり
健康食品などこだわり系の食品は、お値段が高価。

ただ売場に陳列するだけでは、

売れないんですね。

そこで会員さんのお店では
ある工夫を施しました。

商品の置き場所に変更を加えたのです

重点的に量を売りたい商品の売場を
従来の食品の棚から、
精算カウンターへ移動しました。

調剤薬局店さんをイメージすると
解ると思うのですが、

最後、あなたの名前を呼ばれて、
薬をもらって精算するカウンターがありますよね。

そこに重点販売商品を設置したのです。

そして勿論POPも一緒に並べました。

すると、どうなったか?

…お客さまの反応が明らかに
変わりました。

カウンター越しにお客さまとの
会話が弾むようになったのです。

以前だったら、会計を済ませ
少しでもコミュニケーションを取ろうと
従業員さんが話をすると、

「もう、とって付けたような話を
無理矢理しないで」

「早く精算を済ませてよ」

という反応だったお客さまが
こちらの話を頷きながら聴いてくれるように
なったのです。

これには会員さんも目からウロコ状態でした。

比例して売上もアップ

さらにお客さまとの会話の活発化に伴い
カウンターに設置した商品の売上も
一気に上がりました。

数値の計算まではしていなかったのですが、
「恐らく倍以上になった」
と言う話です。

実はここには調剤薬局店さんならではの
戦略が隠れています。

これはオフレコなのかもしれませんが

調剤薬局店さんはお客さまから
処方箋を預かりますよね。

すると、お客(患者)さまが
どういった事で悩まれているか?

が透けて見えてきます。

なので、もしもカウンターに設置した商品が
お客さまの悩みを解消する商材であれば、
お勧めしてあげるのです。

喫煙をされる患者さまであれば、
もしかすると、歯に付くニコチンが
気になっているかもしれません。

カウンターに設置した商品が
ニコチンを強力に除去する歯磨き粉であれば

「実は、この歯磨き粉って…」

と紹介してあげるイメージです。

どっちがお客さまに響くのか?

ただ売場の棚に陳列しておくのと…

会計カウンターに設置して
POPも一緒に並べる。

さらに悩みと合致したお客さまへ
接客もおこなう…

一体どちらが商品が売れる
確率が上がるのか?

お客さまの心に響くのか?

というと、一目瞭然だと思います。

ただ売場に並べるだけでは
売れないのです。

「陳列場所を変えるだけで、
商品の売れ行きは変わる」

あなたも実感された経験があると思いますが、
それは、POPと一緒に並べるときも
同じ結果が当てはまります。

『売れる場所』で、
お客さまが『欲しくなる』販促をおこなう。

モノを売る鉄則です。

今回ご相談を頂いたのは理容店の方ですが、
同じように今日の話が該当すると思います。

1:お客さまとの会話ができる場所

2:お客さまが気づく場所

3:商品の話をしても不自然じゃない場所

これら3つがPOP効果を最大化する
設置場所を見極めるポイントになってきます。

手書きPOPの書き方極意

ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。