POPを短時間で書く方法

「POPを書くのに時間がかかってしまいます」

「商品の事を調べ、何を書くか考えると
短時間で作成できません」

といったPOPを書く作業時間についての
ご相談を時折いただきます。

POPに興味はある。

だけど、時間がかかってしまって
実践ができていない。

凄く理解できますし、
ある意味、非常に勿体ない状況でもあります。

というのも、手書きPOPの強み
その1つが、

『時間をかけずに』

実践できる事だからです。

強烈すぎるPOPの強み

お客さまのいなくなった隙に、
レジ台を使ってPOPをチャチャッと書く。

天候が悪くお客さまの入りが悪い、
そんな隙間時間を利用して
POPを量産させる。

これらは、他の販促物には無い、

手書きPOP特有の強烈なメリットです。

1分、2分、ちょっとした隙間時間に
書けてこそPOPの強みを
最大限活用出来ていると言えます。

まぁ、今これを読んで下さっている
あなたも重々理解されている事かもしれません。

「今さらそんな事言わないでよ」

と思われるかもしれません。

ただ、もう少しだけ辛抱して聴いて下さい。

「どうすれば短時間でPOPを書けるのか?」

その話もします。

ただその前に、
POPに時間をかけて書く事で発生する
デメリット。

お店やその周囲への負担があるので
まずはそこを共有します。

机から動かないパートさん

今からするのは、
実際私自身も経験したことがある
お店の現場でよくある話です。

例えば、あなたがお店の店長さんで
手書きPOPを推進していたとします。

パートさんやアルバイトさんに、

「どんどんPOPを書いて
売上を上げていきましょう!」

とお伝えしています。

そんな中、あるパートの宮下さん、
先ほどからお店のバックヤードにある

机の前に座って動きません。

机に肘をついて考え事をしているようです。

後ろからジッと見るあなた。

「うーん、うん…」

唸りながら、時折ため息をつく
宮下さん。

どうやらPOPを書いてくれているようですが
机の前に座ったまま
10分が経過してしまいました。。

さて、ここで考えて下さい。

売場のバックヤードの机の前に
10分間座りっぱなしの宮下さん。

その彼女を見ていて、
あなたはどう感じますか?

またバックヤードで商品の梱包や
品出しの準備で走り回る
他のパートさんはどう思っているでしょう?

こんな言い方をすると
嫌がられますが、POPを書くのに時間が
かかっていると、

どうしても周りからの賛同を得られません。

いくらPOPの威力が解っていても
忙しい現場でずっと机の前で
座りっぱなしになっていると、

周りの方からも良い目で見てもらえません。

なので、やはりPOPは
短時間で書く必要があります。

じゃあ一体どうすれば、

短時間でPOPを書く事ができるのか?

その本題に移ります。

ちょっとイメージしてもらいたいのですが、
あなたが接客をする時です。

お客さまから何か商品の事を聴かれますよね、
その時にパッと答えられる商品。

商品カタログやメーカーさんに
問い合わせてお答えできる商品。

もしかすると、この2つがあるのでは
ないかと思います。

じゃあ、この2つの商品の違いは
一体何なのでしょう?

お客さまに尋ねられて、

  1. パッと回答できる商品
  2. カタログなどで調べるため
    回答するのに時間がかかる商品

この違いは何か?

というと、
恐らくですが、その商品の事を

熟知しているかどうか?

の違いだと思います。

そして、その商品を
熟知しているかどうかは、

その商品に対して
あなたが興味を持たれているかどうか?

ここが影響しているんじゃないか、
と想像します。

こんな図式って、成り立たないでしょうか?

「商品説明を上手く出来る商品」
=「興味のある商品」

あなたが接客時にお客さまに
うまくお勧めできる商品は、

イコール、その商品の事を熟知している。

その商品にあなた自身が興味を持っている。

こう言えませんか?

…ちなみに、誤解のないよう言っておくと
説明が上手く出来ないからといって
その商品に興味を持たれていない。

と言いたい訳ではありません。

あくまでも、
商品説明をうまくするヒントは

「いかに商品に興味を持てるかどうか?」

ここに関係していると言いたいのです。

そしてこれは今日の本題でもある
どうすれば、POPを短時間で書けるのか?

ここにも影響してきます。

ここまで話すともうお解りかもしれませんが、

POPを短時間で書こうと思ったら、

その商品に『興味』を持つ。

その商品を『好き』になる。

ここが最大の秘訣です。

その商品に興味を持てば、
自然と商品情報がインプットできますし
お客さまにも説明しやすくなると思います。

例えば、好きなアーティストや俳優、
スポーツ選手の事を人に話すとき、
何も見ずにペラペラ説明できませんか?

選手名鑑を見たり、
インターネット調べたりする必要、
あまりありませんよね?

自然と頭にインプットされていて
口から言葉もスラスラ出てくると思います。

販売する商品も同様じゃないでしょうか?

興味を持てば、

  1. その商品の良いところ
  2. どんなお客さまにお勧めなのか?
  3. ライバル商品とどう違うのか?

様々な事が視えてくると思います。

POPを活用する上での最低限のマナー

「確かに言っている事は解ります、
ただ興味の持てない商品のPOPを書くよう
お店から指示があるのですが…」

という意見もあるかもしれません。

その場合どうすれば良いか?

少しきつい言い方かもしれませんが
POPを書くという以上、
お客さまに商品をお勧めするわけです。

ですので、自信を持ってお勧めできるよう、
商品について知っておくのがマナー
だと個人的には思います。

商品の事を何も知らないのに、

POPのテクニックだけで
販売力をカバーしたい

というのは少し違う気がします。

…と少し話が逸れました。

どうすれば、POPを短時間で書けるのか?

1番の方法は、
その商品に興味を持つ事です。

もしくは、可能であれば、
興味のある、あなたが好きな商品から
POPを書くことです。

接客でも商品を知らなければ
上手くお客さまにお勧めできませんから。

POPでも同じです。

凄い屁理屈に聴こえるかもしれませんが、
これが結果の出るPOPを
短時間で書く方法だと感じています。

手書きPOPの書き方極意

ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。