実働を任せて現場を離れるために

自営業、または小規模店の
『最大のネック』、

あなたがいなくなった時に、
売上が維持できるか?

ここに大きな問題があると思っています。

言い換えれば、あなたが、
「エースで4番」で居続ける限り
その問題は消滅しません。

自営業、小規模店のネック

今、夏の甲子園「高校野球」が
行われています。

女性の方には少しピンと
来にくいかもしれないのですが、

プロ野球と違い高校野球で顕著なのが
「エースで4番」
というチームの大黒柱の存在です。

強豪校になれば、選手の力の
バランス化も進んでいますが、
地方のチームだと、

1人っきりに頼る。

結構今でもあると思います。

実は、これと同じ事が
我われの世界でも起きています。

「現場を任せたい…」

以下のメッセージを頂きました。

将来、もし自分が現場を離れると
職人的な部分ではなくセールス的な部分で
売上が下がるのではないか…

心配しています。

あなた抜きに現場が回らない。

あなたが何かの用事で
お店を留守にする。

その時に、

「売上をキープできるか?」

店主さんや店長さんにとっては
気を揉む問題だと思います。

実際、私自身も大阪の産直店で
働いていた時がそうでした。

いちおう、週に1回が休日でしたが
休む事ができませんでした。

なぜか?

お店が心配だから…です。

正社員は2名で、
もう1人の女性がいました。

ただ価値観や売場のつくり方の違い
といった要因もあり
100%任せ切れない。

だから、

「売場は保たれるだろうか?」

「入荷した商品の品出しは
きちっとしてくれるだろうか?」

気になって、気になって仕方がない。

休日なのに、お店の事が
心配で心配で仕方ない…
といった状況に陥っていました。

甘ちょろい話

「将来、現場を離れたい」

「実働は従業員に任せて、
セールスや販促に専念したい」

こういった声を会員さんから頂きます。

もしも、あなたもそのように未来を
描かれているのなら、
ぜひ意識してもらいたいな、

というマインドがあります。

それは、従業員さんに、

「誇りと自信を持ってもらう」

です。

…誇り?

…自信?

「臼井さん、何を甘っちょろい事を
言っているのですか?」

と思われますか?

しかし、ここ抜きに話は進まないと
思っています。

誇りと自信を持ってもらう

あなたが従業員さんに指示をして
動いてもらう。

これは、即効性がありますが
持続性に欠けます。

あなたがいなければ、効果は発揮しません。

従業員さんの考える力を
養う事も叶いません。

理想は、従業員さん自らに考えてもらい
収益UPのアイデアを出してもらい、
動いてもらう。

これができれば最高だと思います。

では、どうすれば実現できるのか?

それが先ほどの

「従業員さんに誇りと自信を持ってもらう」

です。

そしてこれは従業員さんの
モチベーションにも繋がってきます。

モチベーションを高める3つの要素

仕事のなかでやりがいを感じる瞬間、
その1つが、

「やった事が結果につながった」

と実感できた時です。

「あぁ、やれば成果に繋がるんだ」

と思えれば、次の行動への
モチベーションが高まります。

次の行動を取りたくなります。

さらに成果を上げるための
アイデアも考えたくなります。

ここでのポイントは、

1:自分で考えて
2:自分でやった事が
3:結果につながる

この3つを実感する事です。

上司から指示を出された事をやって
結果が出ても、モチベーションには
繋がりづらいです。

自分でやる、

というのがポイントなのです。

一撃で従業員をやる気にさせる方法

みずから考え、動いた事で
成果を感じれば、
そこに、

「自信」が芽生えます。

そしてその自信が
自分の仕事への誇りになります。

「俺(私)のやっている事は
○○という結果に繋がるんだ」

と実感できるからです。

これはある方から教えてもらったのですが、
現場の従業員さんのやる気を高める方法、

その1番が、

「お客さまに会わせること」

とだと言います。

例えば、施工の業務をしているのであれば
作業後に集金の現場へ連れて行く。

するとお客さまから

声をかけてもらえます。

「今回はありがとうございました。
おかげ様で、こんなに良くして頂いて」

お客さまから感謝の言葉を頂ける。

ここがポイントです。

そこで従業員さんは感じるわけです。

「あぁ、俺(私)の仕事は
こうしてお客さまの役に立っているんだ」

と。

これが原動力となります。

誇りと自信につながり
日々の業務へのモチベーションを高めます。

実働を任せて現場を離れるために

少し話が逸れましたが、

「将来、現場から離れたい」

「実働は従業員さんに任せて
自分はセールスや販促に専念したい」

と思われているのなら、
従業員さんに誇りと自信を持たせてあげる。
ここ抜きに語れません。

誇りと自信を掴んだ従業員さんは
放っておいても自ら考え、
動いてくれるはずです。

結果、それが収益アップにも繋がるし
あなたのやりたい事に繋がるのだと思います。

「エースで4番」

これが我われ自営業、
小規模店の弱点です。

イコール、ここを解消する事が
現場から離れる1番の近道であり
その為の方法が、

従業員さんに誇りと自信を持ってもらう。

ここだと個人的には思っています。

手書きPOPの書き方極意

ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。