狭い売場のPOP活用法

あなたが手書きPOPを使う
目的は何ですか?

1番は、商品を売るため…じゃないですか?

POPを書くことによって
商品が売れる。

売上が上がる。

これがPOPに求める
ナンバーワンの結果だと思います。

ある意味、あまりにも
当たり前すぎる話に
聴こえるかもしれません。

しかし、この事実を踏まえた上で
以下をお読みください。

メルマガご購読者から頂いたご相談です。

狭い売場でのPOPの活用法

ご年配の方が多いので
大きめのPOPを置く、または吊るす
のですが、完全に場所不足です。

しかも、それでも全てを
伝えられてはいないので、
POPを見て興味を持ってもらった方に、

セールスや最後のひと推しが
必要なことが多いです。

狭い売り場の場合の
いいアイディアはありませんか?

こちらのご相談を読んでいて
ピンと1つ感じたことは、

「セールスや最後のひと推しが必要なことが多い」

という言葉です。

恐らくご相談者の方は、
セールスや最後の一押しをする事なく
商品を売ることはできないか?

そうお考えなのかな、と思いました。

禅問答をするつもりはありませんが、

「お客さまにセールスや
一押しをしないと商品が売れない」

というのは確かに
手間がかかる事なので
出来れば極力省略したい。

そんなお気持ちなのだと思います。

ここで1つ意識したいのは、
セールスや最後の一押しをして
商品を買ってもらえるのであれば、

これも1つの販売法として
有りなのではないか?という事です。

  1. POPを見る
  2. お客さまと会話をする
  3. 商品が売れる

これが実現するのであれば、
セールスの仕組み化として
有難い話じゃないか、と思います。

告白タイム

若い方はご存知ないかもしれませんが、

「ねるとん紅鯨団」

という番組をご存知ですか。

私が高校生くらいだった頃
(25年くらい前?)にやっていた
とんねるずさん司会の番組です。

確か土曜日の23時からやっていました。

一般男性と女性が限られた時間内で
トークなどをしてカップルになるという、
いわゆる合コンお見合い番組です。

その中の名物コーナーの1つに

『告白タイム』がありました。

「ちょっと待ったー!」

という掛け声とともに、
男性が好きな女性に告白します。

その告白時間は、確か約10秒くらいです。

10秒という短いタイムで
意中の女性へありったけの想いを伝えます。

伝えきれる?

ちなみにあなたの商品を

「10秒で魅力を伝えて下さい」

と言われたら
しっかり伝える事ができますか?

商品の魅力や価値、こだわりを
100%伝えきれますか?

かなりハードルは高い。

10秒というわずかな時間で
あなたの商品の全てを伝えるのは
至難の業だと思います。

 

ここから、

ある1つの事が解ります。

手書きPOPという商品の魅力を伝える
販売促進ツール。

紙のサイズは、お店や売場の規模により
違いはあります。

冒頭のご相談者さんのように、
狭い売場に設置するPOP。

さらに年配者のお客さまに訴えかける場合、

メッセージは多く書けませんよね?

ズラズラと文章をいっぱい書くと
字が小さくなってお祖母ちゃんには
読みづらくなりますよね?

必然的にメッセージのボリュームも
少なくなると思います。

であれば、ご相談のとおり
POP1枚でセールスを完結させる。

厳しくなってきます。

であれば、ここで
発想の転換をしてはいかがでしょうか。

商品を売るためのツールであるPOPを

「コミュニケーションツール」

に捉え直してはいかがでしょうか。

本来であれば、POPを書いて
読んだお客さまに何も言わなくても
買ってもらう。

これがPOPに求める役割ですが、
お客さまに

『話しかけてもらう』

ここを目的に使うのです。

POPを読んだお客さまに
何かしら店員さんに声をかけてもらう。

コミュニケーションのキッカケづくりに
使ってみるのです。

『コミュニケーションPOP』の実現:3ステップ

POPを見たお客さまが、店員さんに
話しかけやすくするには、
どのようなPOPを書けば良いか?

POPを書く時に、

  1. 未知
  2. 意外性
  3. 専門性

この3つのを意識する事です。

詳しく説明し出すとセミナー半日分の
ボリュームになるので
簡単にお伝えすると、

  1. お客さまの知らない話
  2. お客さまの固定観念を覆す話
  3. プロならではの業界話…など

をPOPでほのめかすのです。

これら3つのテーマを読むと、
お客さまは商品についてもっと知りたくなり、
質問される可能性は高まります。

ただここが難しければ、
お客さまはあなたの商品に対して持つ
固定観念を発見する事です。

あなたの商品に対して、

「どんな先入観を持っているのか?」

ここを考えてその先入観を
180度打ち崩してあげるのです。

すると、お客さまは
居ても経ってもいられなくなり、
あなたや店員さんに聴きたくなるはずです。

もう一度繰り返します。

商品を売る、
これがPOPを書く1番の目的です。

ここを踏まえた上で
POPをセールスツールではなく、

「コミュニケーションツール」

として捉えなおす。

お客さまとの会話を促進する
キッカケ作りに使う。

結果、お客さまと話し盛り上がる。
商品が売れる。

これが私たちの求める結果では
ないでしょうか。

手書きPOPの書き方極意

ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。