POPはお店の役に立っているか?

以下のご質問を頂きました。

POPはどうしても、作る人の意見や想いで
完成するのですが、果たして店長が
私が書いたPOPをどう思っているのか
不安です。

そういう事は、一切言われないので、不安です。

こちらのご質問を読んでいて
ピンと感じた事は、

「目的を共有できているか?」

です。

現場で書かれるPOP。
そして、店長(管理職)さんが求めるPOP。

ここに不一致がないか?
心配だという事だと思います。

であれば、まず1番にやっておきたい事は、

「POPを通じてどんな結果を得たいのか?」

目的の共有化が欠かせません。

費用対効果を高める

POPにも様々なタイプがあります。

売場や商品のイメージを高めるもの。
ずばり商品の販売数を増やすもの。

求めるゴールによって使い分ける事で

費用対効果は高まります。

POPを通じて業績アップを目指すのに
売場の雰囲気を良くするPOPを書いても、

売上は上がりにくいです。

逆もしかり。
POPを使って、売場の雰囲気を高めたければ、
そこを目指すPOPを書いた方が良いです。

目的と用途を一致させる必要があります。

ただ、ここで1つ言えるのは
多くのお店でPOPを使う目的、

その1番は、

「業績アップ」

だと思います。
であるとするならば、当然、

『売上に直結する』

POPを書く事を最優先した方が
結果にはつながりやすくなります。

しかし現実は少しかけ離れています。

ある社長のつぶやき

うちでも手書きPOPをやりたいと
思っている。

だけど、中々そこに踏み切れていない。

従業員の中には、自分でPOPを
書いている人間もいる。

だけど、そのPOPは
私が思っているものと少し違う。

ヘンに知識を学んでいるためか、
カタチや見映えを気にする子が多い。

ある社長さんとお話をしている時に
ポロッと漏らされたひと言です。

何もこの社長さんに限ったことでなく、
他の管理職の方々も
口を揃えて話される内容があります。

それは、「求めるPOP」の不一致です。

繰り返しになりますが多くの場合、
会社がPOPを実践する理由、
それは、「売上アップ」だと思います。

お店にPOPを設置する事で、
販売量を上げる。

ここが1番の目的だと思います。

逆に言えば、いくら上手にPOPが書けても
商品が売れなければ、あまり意味がない。

むしろ、時間と労力をかけている分
マイナスとも言える、
これが本音ではないでしょうか。

売れてなんぼ

商売でPOPを活用する限り、
商品が売れなきゃ意味がない。

これが正直な所です。

商品が売れるという結果が出れば、
POPを書く作業の優先度も上がります。

会社的にも認められるので
作業に時間を割く事ができます。

従業員さんにPOPを書く時間を
優先的に割り当てられる。

結果、お店にPOPが増える。

商品が売れる。

もっとPOPを書く。

『POPのゴールデンサイクル』

が生まれます。

しかし多くの場合、
こうはなっていません。

従業員さんは、POPを書くのに
肩身の狭い思いをされていたり、
時間もままなりません。

これでは結果が出づらいです。

POPの『ゴールデンサイクル化』3ステップ

冒頭の話にもあったように、
お店全体のPOPを使って得たい結果は、

「業績をアップさせる」

ここが社長、店長、従業員さん、
共通の目的だと思います。

そこでPOPを使ってお店の業績をアップさせる
ゴールデンサイクル化を目指すには、
何を行えばよいのか?

1:目的の共有

2:売れるPOPを学ぶ

3:結果の計測

大きくいえば、この3ステップです。

まず、POPを使って得たいゴールを
管理職の方、従業員さんが共有する。

「前年対比115%を目指す」

目的、目標を一致させます。

そして目的を達成するための
正しいアプローチ法を手に入れる。

言ってみれば、POPを使って
業績アップを狙うのならば、

「売れるPOP」

を学ぶ必要があります。

見映えを良くする、
売場イメージを良くするPOPでは
数字を上げる事は叶いません。

そして正しいアプローチを実践した後に
結果計測をする事です。

「こんなPOPを書いた事で、
商品の売上は以前と比較してどうなったのか?」

数字化が欠かせません。

「お客さまが立ち止まるようになった」
「売れている感じがします」

では物足りません。

キチッと数字として結果を捉える事で、
モチベーションにもつながってきます。

「自分が書いたPOPで実際に
販売量が170%になった」

と解ったら、従業員さんも
俄然やる気が湧きます。

もっとPOPを書きたくなるものです。

まずは目的の共有化

POPを使って、どんな事を達成したいのか?
なぜ、手書きPOPを使うのか?

目的の共有を行いましょう。

ゴールの方向性がずれたままだと
時間も労力も浪費します。

「何の為に書いているのか?」

が腑に落ちていなければ
本当の意味での達成感も得られません。

目的と実践が直結した瞬間こそ
やりがいを1番に実感できるのでは
ないでしょうか。

手書きPOPの書き方極意

ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。