失敗しないPOPの活用法~サイズ編

手書きPOPに関するご質問を頂きました。

コンビニをやっていて思う様な大きさの
ポップがつけれません。

ポップが小さいと意味がないような
気がするのですが具体的に一番小さいサイズは
どのくらいでしょうか?

売り場がせまく商品のフェイスが
あまりとれません。

手書きPOPのサイズ(大きさ)を
工夫した活用法は色々とあります。

サイズの工夫次第で売行きは一変します。

メッセージはそのままであっても、
サイズ化をうまく実践する事で
商品が売れ始める。

お客さまの目が留まりやすくなる。

POPの効果を最大化可能となります。

手書きPOPサイズの肝

手書きPOPの大きさを考えるときに
1番重要なポイントは、

『お勧め感』

です。

お客さまがPOPをパッと見ただけで、

「このお店の今のお勧めはこれなんだ」

と理解してもらう事が大事です。

あなたが何も話しかけなくても、
お勧めしなくても、
お客さまが理解できる。

「今は、これを買った方がいいんだな」

と察知してもらえる。

そのためにPOPのサイズを工夫する
ここがポイントなんですね。

詳しく見ていきます。

「文脈効果」

例えば、ちょっと考えて下さい。

いちごショートケーキが2つあります。

1つは、いかにも高級そうな
柄を見るだけでその価値が伝わってくる
陶器の小皿に載せられています。

銀製のフォークも添えられています。

もう一方は、

バーベキューに使う紙皿の上に
小さな10センチ程のプラスチック性の
フォークが一緒に添えられています。

いちごのショートケーキ自体は全く同じ。

あなたは、どっちのケーキが
美味しそうに感じますか?

…まぁ、選び方は人によって様々だし、
言葉で伝えるだけなので少し
イメージしづらいかもしれませんが

多くの方が、前者、
陶器の上にのったケーキを選ぶと思います。

  1. ケーキが載っている器
  2. 添えられているフォーク

といった周囲の環境や条件が
その商品自体の価値に影響を与える。

これを「文脈効果」と言います。

そう、人間は、周囲の環境や条件から
物事の価値を推察したり、
判断しようとする習性があるのです。

これを手書きPOPに活かすのです。

POPのサイズでお勧め度合を感じてもらう

POPのサイズで重要なのは、
冒頭でもお伝えしたように

『お勧め感』

です。

あなたが

「この商品がお勧めですよ」

と言わなくても、

「どの商品が今の買い時なのか?」

お客さまに感じてもらう、
ここがポイントです。

そして手書きPOPで実現するのです。

シンプルに言えば、
『メリハリ』を付ける事です。

POPを目立たせる

あなたが今お勧めしたい商品があれば
そのPOPを他より目立たせるのです。

目立たせる方法としては、

  1. サイズ
  2. 魅せ方…

など、色々とあります。

今回のご相談者の場合であれば、
売場の関係上POPを大きくできない、との事。

であれば、

お勧めしたい商品のPOPを

  1. 他と違った形にする
  2. 他と違う台紙の色にする

といった工夫をする事で
他のPOPとの違いを表現する事ができます。

お客さまにすれば、
その目立つPOPを見て、

「この商品、お勧めなのかな?」
「この商品、売れてるのかな?」

と思ってもらえれば、
こちらの意図は達成できています。

お客さまは他商品より注意深く
商品を意識してくれますし、
結果、購入してもらえる確率も高まります。

パッと見て理解される

「ポップが小さいと意味がないような
気がするのですが具体的に一番小さいサイズは
どのくらいでしょうか?」

恐らく陳列棚にならぶ定番商品の事を
想定されているのだと思います。

であれば、売場にPOPを何枚も並べた時に
支障のない最大限のサイズにする。

ズラッと何枚も並べられるのであれば、
名刺サイズであっても、
葉書サイズであっても問題ありません。

逆に陳列フェイスとのバランスに支障がない
のであれば、もっと大きなPOPを
設置してもOKです。

話がずれるので詳述はしませんが
ポイントは、

「全部の商品を売ろうとしない」

ことです。

「この商品、お勧めなのかな?」
「この商品、売れてるのかな?」

とお客さまに感じてもらうために
POPにメリハリをつける。

大きさでも良いですし、
形でも結構ですし、魅せ方でも良いです。

とにかく『お勧め感』を感じる
売場やPOPにしていきましょう。

パッとPOPを見ただけで

「この商品を買った方が良いんだ」

と思ってもらえるPOPを
目指していきましょう。

手書きPOPの書き方極意

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ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。