手書きPOPで地域1番店になる。鍵は、その伝え方にあり!

『手書きPOP7つの極意』ご購読者からメッセージを頂きました。

自転車(および自転車パーツ)の良さをお客さまに伝えたい。
目標は地区店舗No.1。

内容から察するに、自転車店の方でしょうか。

地域NO.1のお店になりたい。
そのために、自転車やそのパーツの良さをお客さまに伝えていきたい。
その意気込み、聞かせてもらっているこちらもすごく嬉しいです。

そこで今日は、『手書きPOPを使って地域NO.1のお店になる』。
その方法について考えてみたいと思います。

手書きPOPで地域1番店になる

POPというと、商品単品を売る。
お店に来てくれたお客さまに、商品をお勧めする。
もう1品買ってもらうためのツール。

そのようなイメージを持たれている方が多いのですが、実は真相はちょっと違います。

手書きPOPは、集客に使えるのです。
手書きPOPをうまく活用することで、お客さまの集められるのです。
情報の伝え方次第で、お客さまに選ばれるお店になれます。

そのためには、情報の仕え方がポイントになります。

例えば、冒頭のメッセージのお店さんでいくと、自転車店。
「自転車の良さを伝えて、地域1番店になる」
ということが目標でいらっしゃいましたよね。

じゃあ、その自転車の良さの伝え方が1つのポイントになってきます。
凄く分かりやすくいえば、ただ自転車の良さを伝えるだけでは駄目なんです。

情報の伝え方が鍵

例えば、自転車の特徴を伝えるとします。

「この自転車は、ライトにLEDを使っていて夜でも安心して運転できるんです」

といった情報を伝えるとしますよね。
(自転車のこと全く知らないので、あくまでも例ということで)
ここで言っている、

「ライトにLEDをつかっている」

という情報は、このお店でしか伝えられない事でしょうか?
それとも、他の自転車店さんでも同じような自転車を扱っていれば、伝えられる事でしょうか?
どうでしょう。

恐らくですが、同じようなLEDライト搭載の自転車を扱っていれば、言えますよね。
「この自転車は、ライトにLEDをつかっています」
と言えますよね。

これだと少し良くないのです。

他店でも使えるメッセージにしない

手書きPOPを実践する上でぜひ、憶えておいて頂きたいマインドセットがあります。
それは、

『商品名や価格を換えたときに、他店でも使えるメッセージだと響かない』

ということです。

例えば、分かりやすく八百屋さんを例にします。
トマトを売っているとして。

甘いです、お勧めです!高知県産トマト 250円

こういったメッセージがお店の手書きPOPに書かれているとします。

どうでしょう…
このメッセージは、他の八百屋さんでも使えそうですか?
同じように、高知県産のトマトを売っているお店があるとしたら、使えますか?

恐らく使えますよね。
価格さえ書き換えれば、そのままメッセージが使えると思います。
例えば、

甘いです、お勧めです!高知県産トマト 300円

違う八百屋さんでPOPに書かれていても、変ではないですよね?
あるいは、高知県産じゃなくて、

甘いです、お勧めです!熊本県産トマト 250円

と書いて売っても、使えませんか?

…これだとマズイのです。

他店で使えるメッセージは響かない

そう、商品名や価格を書き換えて、同業他店でも使えるメッセージでは商品は売れません。
お客さまの心に響かないのです。

言い換えると、在り来たりなメッセージになってしまう、ということです。

じゃあ逆に、お客さまの心に響くメッセージにしようと思えばどうすれば良いですか?
どんなメッセージにすれば、他店で使えないメッセージになるでしょう?

ここが最大の鍵です。
売れるPOPを書くための最も重要なポイントの1つです。

他店で使えない。
あなたのお店でしか使えないメッセージさえ書ければ、お客さまの心に響きます。
そして、商品が売れます。
そのPOPを読むのを楽しみに、お客さまがお店にやって来てくれるようになります。

そう、集客できるPOPになるのです。

集客できるPOPを書くポイント

ずばり、それは、

『商品』+『人』

この図式でメッセージを書くということです。
通常、POPといえば、商品の良さを伝えるもの。
この認識が強いと思います。

冒頭の自転車店さんのメッセージにも直結するのですが、「自転車の良さ」を伝える。
という風に通常はPOPを使います。

ただこれだと先ほども言ったように、他の自転車店さんでも発信する情報になってしまいがちなのです。
いわゆるトマトの例で言う、

「甘いです、お勧めです!高知県産トマト 250円」

になってしまう恐れがあるのです。
そこで、先ほどの図式をもう一度みて下さい。

『商品』+『人』

人の情報をプラスアルファで伝えていくのです。

甘いです、お勧めです!高知県産トマト 250円

これは、あくまでも商品だけの情報です。

同じような商品を扱う同業他店さんは、たくさんあります。
トマトを売る八百屋さんは、他にもいっぱい存在します。
そこで同じような売り方をしていては、売れづらいですよね。
下手をすると、価格競争に突入です。

そこで売り方、伝え方に工夫が必要になってきます。
『人』の要素を加えるのです。

甘いです、お勧めです!
私(臼井)も仕入れる前、サンプルを食べてみたんです。
これならいける!となりました。高知県産トマト 250円

甘いです、お勧めです。
だけだと、商品の情報を伝えるだけですよね。
そこに、販売者である自分の存在をプラスアルファで伝えます。

すると、どうでしょう。
メッセージを読んだときの印象って、何か違いませんか?

言ってみれば、これなら他店では中々使いづらいメッセージになると思うんです。
(同じように使って真似しても、恐らく嘘になると思うんでね)

POPをつかって地域1番店になる

冒頭でお話ししたように、手書きPOPで集客することはできます。
うまく活用することで、お客さまに選ばれるお店になれます。

そのためには、他店と同じ販売法。
同じ情報の伝え方をしていると、あまり良くないんですね。
同業他店では、できない売り方。
情報の伝え方をしていくことが鍵になります。

そして、同業他店では出来ないメッセージをつくる。
その1つの方法が、

『商品』+『人』

の伝え方です。

これは、POPに限らず、日々のお店のなかでの接客にも使えます。
商品の話をするときにも、あなたの想いや意見といった事も一緒に伝えてあげるのです。

地域1番店になる第一歩になります。
ぜひ、意識して頂きたいな、と思います。

手書きPOPの書き方極意

ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。