手書きPOPに何を1番大きく書けば良いか?

昨日、手書きPOPセミナーをさせてもらっていました。
約3時間のセミナーなかで、受講者の皆さん今すぐにでも成果の上がりそうなPOPを書かれていました。

その昨日のセミナーでもお伝えした事を今日はお話します。
手書きPOPを書くにあたって、ぜひ憶えておいて頂きたいある事実です。

POPを書くときに約7~8割の方がやってしまう、
ある過ちがあるのです。
もしかすると、あなたも犯されているかもしれない過ちです。

それは何か?

ヒントは、商品名です。
あなたが書かれたPOPを今見れるのなら、ちょっと確認してみて下さい。

POPのなかで、『商品名』に割いているスペースって、どれくらいですか?

手書きPOPセミナー受講者さんの事例

セミナー受講者さんが書かれたPOP

実践者の約7割が犯す、ある過ち

昨日もセミナー中、POPを書くワークを3回やってもらったんですね。
その1番最初にPOPを書いてもらった後、
じっくりご自身のPOPを見つめてもらいました。

そして、こんな質問もさせてもらいました。

「POPの紙面のなかで、1番大きく書かれているのは何ですか?」

すると、約半数以上の方が

「商品名!」

と答えられました。
そう、POP紙面上に1番大きく書かれていたのが、商品名だったんですね。

ちなみに、あなたのPOPはどうですか?
もし近くにあれば、ご確認してみて下さい。

商品名を大きく書く弊害

実は、商品名って手書きPOPの中に大きく書く必要はありません。
というか、むしろ大きく書かない方が良いんです。
いえ、もっと言い方を変えると、大きく書く必要がないんですね。

商品名にスペースを割くぐらいなら、もっと他の事を書いた方が良い。
商品名を大きく書くことによって、そのPOPで商品が売れる確率が落ちてしまっています。

なぜか?

その理由を今から説明します。
これから私が言う話をちょっと想像してみて下さい。

今晩の夕食はカレーにしよう、と決めたとします。
そこで仕事の帰り、あなたはご近所のスーパーさんへ買い物に行きました。
カレーなので、必要な具材を買うためにまずは野菜売り場へ行きました。

玉葱を発見。
すると、その玉葱の横にはハガキサイズのPOPが。
POPを学ぶあなたとしても、気になります。

すると、そのPOPには、こんな感じで書かれていました。

 

POP紙面の約半分くらいのスペースを割いて、『玉葱』という商品名が書かれていたんですね。

これを見て、あなたはどう思われますか?

商品名を大きく書く理由って?

あなたは、先ほどのPOPの中に書かれてある
「玉葱」
という言葉を見て、欲しいという気持ちが湧きましたか?

もっと違う言い方をします。

あのPOPの中に、
「玉葱」
という言葉をあれほど大きく書く必要があったでしょうか?

ちなみにPOPの横には、実物の玉葱が陳列されています。
その横に置いたPOPに、大きなスペースを割いて「玉葱」と書く理由があったのでしょうか?

そう、実物を見ただけで解る玉葱の場合、
POPの中には、そんなに大きく商品名を書く必要って、ないですよね?

そんなの書かなくても、実物をみたら玉葱って解りますよね。

だけど、実際のところどうでしょう…
つい商品名を大きく書いてしまう、
そんな癖がついてしまっているんです。

ご近所のスーパーさんや、他のお店へ買い物に行ったとときにご覧になってみて下さい。
恐らく大半のPOPは、商品名が大きく書かれているはずです。

商品名では心は動かない

お客さまは、商品名を知っても買ってはくれません。
商品名を知っても、「欲しい」という気持ちにはなってくれません。

商品名ではなく、その商品内容であったりを知ることで、欲しいという気持ちになるわけです。
私たちが商品名を聞いて、

「その商品欲しい」

となるのは、著名な商品です。
例えば、

  1. マスコミで取り上げられている
  2. 芸能人が使っている
  3. 以前に買ったことのあるリピート商品…etc

要は、

「商品名を見ただけで、その商品がどんなものか?」

想像がつく場合に限ります。

「あっ、昨日みのもんたさんさんがテレビで紹介していた商品だ」

商品名を見るだけで興味が湧きますよね。
商品名を見るだけで、心を動かされますよね。

こういう商品の場合、POPに商品名を大きく書いておけば良い。
売り場の遠くからでも、お客さまは商品名を見れば惹きつけられます。

もっと他に伝えた方が売れる

商品を買ってもらいたいと思われるのなら、商品名よりももっと他の事にスペースを割いた方がいいです
その方が「購入」につながります。

では、あなたが伝えたい事って商品名以外にもあるでしょう?

例えば、その商品をお勧めする理由とか、
ご自身でつくられている商品であれば、その商品に対する伝えたいこだわりもあるでしょう。
そういう部分にスペースをとって書いた方が良いのです。

限られたPOPスペース、有効に使わないと損です。
だって、定番商品とかだと、そんなに大きなPOPをつけれませんよね。
下手をすると、名刺サイズくらいPOPしか置けない。
そんな時に、商品名で半分くらいPOPの書くスペースをとっていたら、勿体ないでしょう。

お客さまの心を動かす力のない商品名を大きく書いても、売上アップに効果は反映されません。

「POPに何を1番大きく書けば良いか?」

あなたがお客さまに1番伝えたいこと。
ここにスペースを取る、っていうのが目安です。

価格を1番伝えたいのであれば、価格を1番大きく書けば良い。
(恐らく違うと思いますが)

たかがPOPスペース…
という感じかもしれませんが、この取り方次第で効果って一変します。
同じ内容を書いていても、販売量が大きく違ってきます。

既にPOPを書かれているのであれば、何に1番スペースを取って書いているか?
チェックして見てください。
それが商品名だとしたら…要注意です。

既に5,000社以上が購読中
「手書きPOP7つの極意」

POPにも様々な種類ややり方がありますが、最大の肝は、

1:POPを『見て』もらう事
2:POPを見て『行動』してもらう事

は別ということです。
お客さまに行動(購入)してもらうには全く別の仕掛けが必要なのです。

しかし、まだまだ多くのお店や会社がその違いに気がついていません。
そこで今回あなたには売上に『直結』するPOPの書き方を無料で公開します。




ABOUTこの記事をかいた人

1974年、大阪府茨木市生まれ。正社員2名、売場面積30坪の小さな産直店で年商1億3千万円を達成。自身の現場経験をもとにPOPセミナーや小さなお店の販促コンサルティングなどを行い累計受講者は1,000名以上。その他、大学にて『POPコミュニケーション』の講義も持つ。