手書きPOPが、従業員さんの働く姿勢を180度前向きにする

手書きPOPに取り組むと、従業員さんの意識が一変します。

従業員さんに、前向きに仕事をしてもらう。
仕事に喜びを感じてもらう。
その最適なツールが、手書きPOPです。

「給料は自分たちで稼ぐもんやで」

管理職の方々のお決まりのセリフです。
僕もサラリーマン時代、言われた事があります。
しかし、従業員さんは中々聴いてくれないのではないでしょうか?

しかし、手書きPOPを実践することで、
あれだけ何度言っても聴いてくれなかった、こちらの話に耳を傾けてくれる。
日々の売上数値にも敏感になってくれるのです。

従業員さんが売上を上げてくれる

手書きPOPは、現場で売上UPできる取り組みです。

現場で売上UPできる…というのは、
言い換えると、従業員さんが売上UPを実現できるその取り組みです。

従業員さんに、正しい手書きPOPの書き方を学んで頂き、やる気になって実践してもらえれば、売上は上がるのです。
従業員さんが、売上を上げてくれるのです。

…っと、まぁ、一方的にこんな事を言うと、
「そんなに簡単にうまくいくかい!」
って、あなたに怒られそうですが…

でもね、本当です。

現場で売上に貢献できる取り組み

色んな企業さんで、手書きPOPの研修を開催させて頂きます。
その中でも、2015年にご縁を頂いたある企業さん。
北海道内に28店舗(※)の調剤薬局店さんを経営される、(株)クリオネさんです(※2017年5月時点)。

調剤薬局グループ(株)クリオネさんでの手書きPOP研修の様子

調剤薬局グループ(株)クリオネさんでの手書きPOP研修の様子

ちょうど今朝、そのクリオネさんの部長さんと電話でお話しする機会がありました。
研修から約1年半経過したのですが、その後の報告もお伺いできました。

研修後、商品の売れ行きが目に視えて伸びているそうです。
従業員さんが積極的に手書きPOPを書かれ、特に薬局で販売されている健康食品やOTC(一般用医薬品)の売上がUPされている、とおっしゃっていました。
また、今までは事務員さんがこうした研修を受けられる機会が少なかったそうで、そこが良かったとも言って下さっていました。

ある意味、手書きPOPは、従業員さんが現場で実践できる。
現場で目に視えて成果を実感できる。
売上に貢献できる取り組みでもあるのです。

調剤薬局店 手書きPOP

手書きPOPを活用されるクリオネさんの調剤薬局店

手書きPOPは、働く姿勢を変える

自分で書いたPOPで商品が売れると、嬉しいんですよね。

「あっ、POPを書いた商品が売れてる」
現場にいると、すぐに分かる。
すると、自然と気持ちが前向きになる。

「じゃあ、次はこの商品を売ってみようか」
「POPを書いてみようかな」

って、どんどん気持ちも行動も積極的になるんです。

従業員さんのなかで、
「売上数値」=「喜び」
ここがつながるのので、結果にも敏感になる。
自然と売れ数にも意識がいきます。

結果、売上数値にもアンテナが立ち出すのです。

…これは、僕自身の経験なのですが。

大阪の産直店で働いていた時のこと。
それこそ、入社したてのペーペーだったときの話です。

働き出して1カ月も経ってなかったから、やる事がなくて、商品の品出しばかりをしていたんです。
倉庫へ商品を取りに行っては、売場へ補充する。
これの繰り返しをしていたんです。

すると、ある日のこと。

いつも通り、お店の倉庫へ行くと…部屋の端に山積みにされたダンボールに気が付いたんです。
何ケースあったでしょうか、
15ケースくらい段ボールが積み上げられていたと思います。

芋けんぴのお菓子だったんですけどね。
それを見て、
「こんなに在庫あったら、賞味期限やばいやん」
そう思ったんです。

っで、そのまま店長の所へに行って、

「これを売って良いですか?
入口はいったところにスペースがあるんで、そこに並べて良いですか?」って聞いたんです。

そしたら、店長もいいよと。

台車に積んで、段ボールを倉庫から出して、
お店の入り口はいって左の平台の横。
そこに芋けんぴ2種類の段ボールを2列積み上げました。

っで、1番上の箱だけ、封を開け商品を見えるようにして。
さらに、バックルームへ戻って、手書きでPOPを書きました。

「オススメ 芋けんぴ200g 250円」

今思うと、ただのプライスカードです。
とにかく、黄色い紙にマジックで書いたのを憶えています。

そして、その後、その芋けんぴが気になって仕方なかった。
段ボールから商品が減ると、すぐに補充して。
やる事もなかったというのもあって、常に意識がいってました。

翌日には、パソコンをいじって、昨日の芋けんぴの売上を調べて。
「どれだけの個数が売れたのか?」
あと、
「今までは普段、何個くらい売れていたのか?」
売上数値の比較をしてました。

そして、
「普段より3倍くらい売れてるやん」
という事実が分かると、めちゃ誇らしかったのを今でも忘れません。

従業員さんに積極的に仕事に取り組んでもらうには、

ご自身がやった事が成果につながっている。
ここを実感してもらうのが、1番だと思っています。

手書きPOPを書いてもらう。
そのPOPで、いつもより商品が売れている。
ここを実感してもらうのが、早いです。

否がおうにも積極的になります。

作業が、作業じゃなくなります。
仕事が楽しくなります。
結果を求め出します。
仕事を通して、そこから得られる喜びを実感するようになります。

僕自身の経験も踏まえて言える、事実です。

従業員さんの姿勢が180度変わります

そのためにも、まずは、
『自分でやった事が結果につながる』
この実感を持ってもらうのが1番です。

その仕組みを創り上げるのが、会社やお店の役割じゃないでしょうか?

手書きPOPを書いた商品が、売れると嬉しいです。
いつもより売れ数が増えているのを実感できると、何だか自分が役に立っている。
存在意義を感じれます。

それが仕事に対する姿勢を変化させる起爆剤となります。

日々の売上にもアンテナが立ちだします。
「給料は自分たちで稼ぐものやで」
いくら言っても、何度言っても聞いてくれなかった従業員さんが、数字に敏感になっていきます。

手書きPOPは、現場で売上UPを実現できる
数少ない取り組みなのです。

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ABOUT著者プロフィール

1974年、大阪府茨木市生まれ。年間500名を超える受講者への手書きPOPセミナー講師。正社員わずか2名、売場面積30坪の小さな産直店で、ほぼゼロの広告宣伝費のなか年商1億3千万円。アンテナショップ出店を検討する自治体からの視察が殺到。パート募集をすれば「娘を働かせたい」とお客が順番待ち。こんな一風変わったお店での経験が今の仕事の原点。小規模店の販促コンサルも行っている。